2012年6月27日水曜日

蛍撮影時の諸注意など



先日の蛍撮影の際に感じたことがあったので備忘録として書いてみます。



1.思ったより闇夜は明るい

先日のホタル撮影は街灯もない公園の奥だったのですが、ホタルを沢山写真に収めようとバルブで何秒も開けていると、昼間の様な明るさになってしまいました。



曇天でしたので月明かりもない夜です。僕目線ではかなりの暗さだったと思います。

にもかかわらず、だったのはおそらく、遠くの街明かりが空に反射し、長時間露光で昼のような明るさになったためと思われます。

真の闇を目にするのは今日日思いのほか難しいようです。






2.オートフォーカスは無意味

真っ暗なんで、オートフォーカスは使い物になりません。最初からマニュアルにしておきましょう。





3.暗くなる前に現地へ

場所取り的な意味もありますが、特に始めて行くような場所であれば、辺りをぶらっと歩いてみて、撮影を頭の中でシミュレートした方がスムーズに撮影できます。

僕は5:30位に現地入り、現地情報と立地(川の位置など)からどの辺りから撮ればいいか考えながら散歩して、実際撮影開始は7:30でした。






4.ライトはつけないで

真っ暗なので持参したライトをつけたくなりますが、周りの人が眩しくて大迷惑です。顰蹙ものなのでやめましょう。

どこかの4人親子が一人一個ライトを持ってねり歩くという暴挙にでて周りの人から注意されていました。



同じ理由でストロボはやめましょう。ストロボではホタルは映りません。光らせるだけ電池の無駄です。





5.その他

ホタルの点滅は2秒、または4秒間隔です。

(ゲンジボタルかヘイケボタルかで違うようです)

ISOをあげすぎても画質が荒れますが、映らなければ意味がないのでシャッター速度と相談しましょう。

点でホタルを捉えるか、フワフワと流れる線の様に撮るかでもシャッター速度はかわります。そこはお好みで。

とは言え数秒のシャッター開放は必要ですので三脚は必須。レリーズもあるとよりブレづらいです。というかあるとないでは労力がまるで違うのでオススメ。

高感度での撮影になりますので綺麗に撮るなら一眼も必須です。




花火撮影の時も思いましたが、辺りが暗い上に撮影時間が限られています。

あれもこれもはできませんので、撮影場所を固定して、レンズもあれこれ変えない方がいい結果につながる気がします。



難しい面もありますが、あまり無理しない撮影を心がけることがコツと思います。



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